令和元年度 デザイン支援事業成果品展 

 今年度も「デザイン支援事業成果品展」をしいのき迎賓館(金沢市)にて開催する運びとなりました。
 参加者9名による斬新な九谷焼をお楽しみいただければ幸いです。

   >>>> デザイン支援事業とは?
   >>>> 本展の見どころ
   >>>> 出品者と成果品テーマ

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

  ・成果品コーナー
    9点 

  ・販売品
    100点以上(食器、置物、アクセサリーなど)

  (これまでの展示風景)

◆会場・会期

【会場】 しいのき迎賓館 ギャラリーB 石川県金沢市広坂2-1-1

      >>> 交通アクセスについてはこちらをご覧ください。

【日時】 2020年3月24日(火)〜31日(火) 10:00〜18:00    

       <作品講評会> 3月24日(火)10:00〜12:00(入退出可)
       ※最終日は12:00まで

【同時開催】 >>>ギャラリーAにて 「石川県立九谷焼技術研修所 令和元年度 卒業・修了制作展」


 


デザイン支援事業とは?

 「現代生活に沿ったものづくりを目指す、九谷焼の作り手の勉強会です」

 

 デザイン支援事業とは、当所が平成17年から実施している、九谷焼の作り手たちが現代生活に沿ったものづくりを目指す勉強会です。年に7回、デザイナーや陶磁技術の専門家を招いて開く検討会において、参加者は制作のヒントを見つけます。それらをもとに1年かけてデザインや制作技術を向上させていきます。

 今年度「進化する九谷ー見つめる先へー」では、それぞれが思い描く九谷焼の進化を、器や生活を彩るアイテムなどに表現しました。作り手一人一人のこだわりを是非ご覧ください。

kentoukaihuukei kenntoukaihuukei
(検討会の様子、試作品)

 


本展の見どころ

 

 今年度の成果品展「進化する九谷ー見つめる先へー」では、器や陶額など個性あふれる「進化する九谷」の作品を展示いたします。また、展示作品は全てお買い求めいただけますので、お手にとってご覧ください。
 出品者たちは、検討会を通して、自分なりの作品表現の追求や新たな技術の修得に励んできました。

 制作の過程では、今までの作風を大きく変えて新しい造形作品に挑戦したり、異素材を組み合わせた新たな商品開発、自社ブランドの設立を試みるなど、出品者たちにとって挑戦の1年でした。

 作り手それぞれが、自身の制作と真摯に向き合い磨き上げた、進化した九谷焼を楽しんでいただければ幸いです。


 


出品者と成果品テーマ

 

 

 井上 雅子 「額装しない陶額」

 

 織田 光恵 「現代生活にあった美術品」

 

 

 北尾 マキ 「石で型をとった器の面白さを絵付けの面から考える」

 

 木戸 優紀子「染付×漆(陶胎漆器)」

 

 

 米谷 彰能 「作風、オリジナリティの確立(独自の加飾方法の追求)」

 

 

 早助 千春 「九谷焼ソムリエナイフの製造」

 

 

 船木 大輔 「昨年度、取り組んだ“立ち物から形を考えデコ盛りをする”をより良くする」

 

 

 藤﨑 千尋 「50代夫婦の食卓に会話が生まれる器」
 

 

 宮下 篤志 「レコード店イベントでの展示用店舗看板の制作」